日記

読書について その4 ここ2か月で読んだ本

読書が友達化しています。 小説としては、『長いお別れ』中島京子 2018年 books.bunshun.jp 『我らがパラダイス』林真理子 2020年 www.shueisha.co.jp 『8050』林真理子 2022年 www.shinchosha.co.jp 『だまされ屋さん』星野智幸 2020年 www.chuko.co.jp…

思い その7

ここのところ、自分が書いているこんな文章に疑問を感じ、やめてしまっておりました。そんなことを近所に住む子供に話したら呟きでいいんじゃないなんてあっさり言われてしまいました。 私としては自分の失敗や工夫を同時代のかたに愚かさも含めて開示したい…

思い その6

一人で暮らす老人として、ケアを少しずつ受けるようになって感じられることは沢山あります。はやり言葉のようにボーッとしてはいられないところがあります。投げやりや丸投げは自分の後々の失敗や苦しみ、そして後悔につながっていくようです。 今のうちは自…

日記

やっと短時間のリハビリができるようになったのですが、膝を痛めてしまいました。 読書会は再開して喜んでおります。11月は100分de名著のテキスト上野千鶴子著ボーヴォアールの「老い」を取り上げ、12月は「木かげの家の小人たち」いぬいとみこ著をしまし…

老いについてその3

自分が年寄りであることに対しての引け目を感じてしまうのはなぜか考えていました。夫と共にいたときは同じような時間を生きていて強いて説明もなしの自分でいられたのです。夫だけでも少しは自然体でいてもわかってもらえるような気分でした。 これが一人に…

独り暮らし1年目を終わるにあたり

振り返って考えてみると、この一年くらいは人生の中でかつてなかったほど、テレビのドキュメンタリー番組をじっくり見たり、ノンフィクションの著書を読む機会を持ちました。今までは多忙で時間を取っていなかったですし、コロナウイルスの影響ももちろんあ…

最近読んだ本

今の住まいは大きな図書館が近くて有り難いです。 以前から交流のあった友人に倣って、この1か月ほど戦前戦後に話題になった女性の伝記小説を読んでいました。著者は瀬戸内寂聴、全集5巻です。 www.iwanami.co.jp www.iwanami.co.jp www.iwanami.co.jp www.…

読書会 その3

15日やっと小さな読書会をしました。課題は茨木のり子「寄りかからず」です。 www.chikumashobo.co.jp 様々な話題に発展し、始終賑やかでした。前から教科書などでお馴染みではあったのですが、著者の筋の通し方、表現の仕方に感じ入りました。これまであ…

連れ合いの一周忌法要を終えて

ここ一年、彼の死後の後始末、自分一人の生活をするための準備を経てやっと心を落ち着けようとしていたら、新型コロナウィルスにまつわる騒動に悩まされてしまいました。 引っ越したための急な変化に心が合わせられない証に、強い高血圧症に見舞われてしまっ…

見送った連れ合いを思って

私たちは東日本震災の被災地に故郷がありました。彼の生まれは福島県の葛尾村です。 40年ぐらい前は彼の両親が健在で夏は子供たちをつれて帰っておりましたが、両親、跡継ぎの兄も他界し代替わりの後、ここ25年ぐらい帰省しておりません。 渡辺謙氏がここ10…