2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『ADHDの正体ーその診断は正しいのか』岡田貴司著(新潮社)を読んで

192ページ時以降も含めて私にとって本当に頷けることの多い本でした。 育児や子育てを子どもに重きをおいて手をかけて大切にし信頼関係を築くこと、この問題は今の日本では大変実行が困難になってきていると感じます。 私自身が進んで子育てをしようとしたの…

「安心感のケア」とはなんだろう その2

誰でも、自分が弱い立場、助けてもらわなければならない立場になったとき、自分にマッチした援助が欲しいものです。最近、足腰が弱ってきて、横になった状態から何かに掴まらないと立ち上がれないのです。ベットからの起き上がりは楽なのですが、浅い浴槽で…

「安心感のケア」とはなんだろう その1

この問題はずっと私に付きまとい生活と共にありました。この問題を専門にして来た訳ではないのですが、実際問題として常に考える必要に迫られておりました。 いま発達に偏りがあって援助を必要としているひとびとの問題として資質と育て方のどちらを問題にす…

強く思うこと その4

梅永雄二氏のライフスキルトレーニングの本を読んで考え返してみたのですが、結局今の日本でのライフスキルトレーニングとは家族の中でしかできなことを、家族の力でトレーニングをすることになってしまっています。親の覚悟の上に成り立つことです。悩んで…

特別展「あるがままのアート展」 -人知れず表現し続ける者たち-

8月23日の「日曜美術館」を見て心動かされ28日、本物を観に行きました。 圧巻、驚嘆。の連続でした。 www.nhk.jp www.nhk.or.jp 人はみな、発達の過程で順次同質の表現をしますが、それぞれ人によって時期と期間が異なります。しかし、あれ程強烈に拘っ…