2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

読書について  その20

『加藤周一を21世紀に引き継ぐために加藤周一生誕百年記念国際シンポジュウム講演録』(三浦信孝・鷲巣力編)を読んでみました。なぜ今かといいますのは2年前に出版されたのですが、図書館で長く借りることができないし高価で求めるのことができなかった…

読書について  その19

『ある特別な患者-医師たちの人生を変えた患者たちの物語』(エレン・デ・フイッサー著、 芝瑞紀訳)を読んで私の心にことに重く残った物語は89の中の3つです。オランダで編集されたものですが中でも考えさせられたからです。 www.sunmark.co.jp 23番…

読書について  その18

遠い方の読書会で、瀬戸内寂聴著『白道』を読みました。高校時代に戻った気持ちになって、『西行物語』の現代語訳、地図帳を開きながら読み進めました。 bookclub.kodansha.co.jp 私は国文学にあまり興味がなかったのですが、歴史の中の平安時代から鎌倉時代…

読書について  その17

久しぶりで漱石の晩年の作品を読んでみました。『道草』『明暗』です。 はじめ「明暗」を読了したのですが、しっくりこないので、『道草』に戻ったのです。 www.shinchosha.co.jp www.shinchosha.co.jp それで、『道草』によって多くの心的謎が少しずつ私の…

思い その11

秋口から、前からなっていた脊髄狭窄症が安定せず少量の薬に頼り、これで何とかやっていけると喜んでいました。しかし、その後寒さがやってきたら高血圧症が酷くなり薬を増やすことになりました。薬が増えることによって体調が整うまで時間がかかるし以前と…