今の住まいは大きな図書館が近くて有り難いです。
以前から交流のあった友人に倣って、この1か月ほど戦前戦後に話題になった女性の伝記小説を読んでいました。著者は瀬戸内寂聴、全集5巻です。
食わず嫌いでいたのですが、入りやすく読み応えありました。読み終えてよくもこんなに調べて書いたなって思いました。
そして最近、金子文子と朴烈の映画もDVDで見たのですが、内容は寂聴によって書かれたものと大差ありませんでした。
また、三つの大逆事件にまつわる女性たち、『青踏』にかかわった人々、改めて、近現代史を振り返って学びたいと思いなおしました。細かいことは知らないことが多くありました。ここにきて、「平塚らいてう」―孫が語る素顔― 奥村直史も読んで、自分が育ったころの身近な出来事もあり参考になりました。
女性も激しく戦ってきたのですね。