思い その1

このところ人それぞれを考えています。
自分では権威的であることを嫌っていたように思っていたのですが、意外にそうではなかったと分かったことです。だいたい、受けた教育が健康的、生産的でなければいけない、そうでなければ罪悪だ、みたいな価値観だったようです。
しかし世界は時間と共に、流動していて今を考えると、それでは乗り切れない様々な事柄を感じます。自分も含めてです。自分が学んだ初期の心理療法は解釈者がいて、影響の在り方が強かったように思います。
最近時間ができてゆるゆるですが、心の行きづまりや、もつれに対処する仕方も色々選択伎があることを学んでいます。それに人それぞれをもって生きることを考えると個人的な思考だけでは成り立たちません。家族の在り方、生き方への学びの質が問題になるように思われます。
しかし、いま例えば子どもの問題の相談にしてもマッチした相談者にたどりつくことは容易ではありません。そうするとやはりどうしても大人の常の学びが必要だと感じるのですがこれでは窮屈すぎるでしょうか。人それぞれにあるべき自由という滋養のためには学びは不可欠だと思われるのです。