読書会を提案して その1

6月半ばに引っ越して一人暮らしを始め、会話する相手がなく閉口しました。図書館で以前のように読書会を始めようと相談しましたが、新型コロナウイルスの影響もあり無理でした。

とにかくなにか馴染める場所が作りたくて映画を見る会とかに参加してみました。ビデオを見て感想を話すのかな思っていたら見るだけを楽しみ、知っている人同士だけで話をして解散になってしまうのです。見る映画もリクエストできないようだし諦めました。

そこで社会福祉協議会に相談の電話をしたら、コミュニティ・カフェがあることを知りました。それも私の足で歩いて行けるところでした。

早速お尋ねしたら驚きでした、馴染みやすい場所だったのです。そこでできたら読書会をしたいと、ぽろっと話したのです。しかし、そのカフェのことを知ったのは7月末で、残念ながら8月にはそちらは夏休みになってしまいました。

とにかくその間も気持ちが落ち込むのは嫌だったので、工夫して何とか交流できる事柄を探しておりました。そうしているうちに10月に入ってカフェのオーナーから回りまわって連絡が入ったのです。オーナーの人脈で読書会をしたいような方に声をかけてくださって、初めての顔合わせがかないました。6人程で始めることになりました。オーナーのお人柄に感激してしまいました。

ここでの出会いが実るようにしたいものです。11月はエマニュエル・トッドの『大分断』(PHP新書)を読みます。あまりに大きな課題で怖れています。これから先が楽しみです。

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