思い その3

新型コロナウイルスのためにすべての集まりは中止になりました。

読書会もです。ごく少数の家族での正月でした。

最近は本を読むか、テレビの番組を探してドキュメンタリーを見るか、いたずらにパソコンゲームをするかしておりました。その他は家事と散歩と小園芸です。

目下のところ、私にとっての課題は、人それぞれを理解することです。

これから介護を受ける年寄りとして、枯れていく自分にどう向き合えるのかしらって思っています。

娘から見るとかなり面倒くさい人らしいです。理由を今度、粘って尋ねてみます。

最近読み返した本は『寝ながら学べる構造主義』(内田樹著 文春新書)です。20年ぐらい前に出されているのですが、もう5回ぐらい読んでいるんですけど私の中では新しいのです。他にも幾冊か内田樹氏の著書は同調して読ませていただきましたが一番参考になっている一冊です。

books.bunshun.jp

ラカンの「分析的対話」の説明なんか外側から心理療法を大雑把に眺めるような気持ちです。

確かに私もあとがきに書かれていた「年を取るのも捨てたものではありません」(p.200)とのことばに頷いております。