読書会 7月22日

このところ老いに関心が集まり、課題図書は『百まで生きる覚悟』(春日キスヨ著 光文社新書)でした。

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どなたも直面している問題なのでいつもになく真剣な会話になりました。意志がはっきりしているうちに準備できることはするとして、終末期に一番困難な問題は誠実な後見人を決定するということでした。本当に難しい問題です。

この本は現実的、具体的に問題点が示されて行動を促していると思うのです。それだけに本人の自律している心がベースにないと実行ができそうにありません。老人と言えども心緩めて甘えることは叶わない心持ちがしました。

終わりに近いページの付表は行動するうえで大いに参考になります。これからの時代老人自身が現実と制度を知っていくことがとても必要と話し合いました。