強く思うこと その2

岡田尊司氏や熊代亨氏が言っているように日本では生きにくい若者が増えているように思います。青年期をどうしたら居場所が見つけられるのだろうと自問している人は多いと感じています。

 

岡田尊司氏が何度も書いているように能力にばらつきのある子どもたちの教育の枠はこのままでは済まされないと感じる人は多いと思います。今ある枠に入りきれない、馴染まない若い人への援助をしている方のご意見をぜひお聞きしたいです。成功の鍵があったら困難であってもぜひお聞きしたいものです。

 

もちろん援助される方の違いや、する方の立場は千差万別だとは思いますが、迷っている人、真剣に情報を求めている人はおります。彼らが持っている資質やエネルギーを発揮してもらいたいし、教育や福祉の制度の狭間に陥ってしまうのは惜しいです。理解するのは難しく、周囲の人間は対応に苦慮しています。

 

ある立場の方からすれば、このようなことはあまり重視したくないことでしょう。自分の子どもがそのようで、長い間引きこもって中年になって、家にいてもそれを決して話題にしない知人もいます。家族として精一杯対処した結果そのようになっているのでしょう。苦しんでいるとは思うのですが、感じ方は人それぞれです。どのように未来を考えるかも人それぞれです。引け目や恥とする家族の心持ちも分かる気がします。義務教育中である場合は必ずと言っていいくらいいじめの問題が付きまといます。

 

このところ熊代亨氏の著書を読んで勇気を貰って、愚かではあってもつぶやいてみようかと思いました。教育や福祉にどうにかして繋がった方がよくても、繋がりきれないでいる方がいます。仕組みを知らないかもしれませんし、萎えてしまって勇気が出ないかもしれません。親が働くことに追われているからかもしれませんが、なかなか現実的になれない、または事実を認めたくないこともあるでしょう。

 

私などは年老いてしまって直接行動できないし、自分の課題ではないのですが、出口を探しております。孫は学校には行っているのですが忘れ物は多いし、片づけは嫌い、身の回りのことには無頓着、度を超えて躾が困難です。学校の課題はしないで家にいるときはゲームか年下の子どもと遊ぶかです。周囲だけが困ってしまっています。ただ、最近は急がば回れで待ちの体制もありだなとも思っています。

 

本人を中心に考えて、どうしても生きるためにしなければいけない事を身につけてほしいと願うばかりです。2歳から医療機関には通っています。偶然とは思うのですが、周囲に同じような悩みを抱えている人が幾人かいます。