強く思うこと その3

強く思うこと3

 

今取り上げていることは明るい話題ではないので心弾むという訳に行きませんが、現実として事は時間と共に進んでいますから、続けることにします。先日娘とかなり大きな図書館に行ったら、発達障害について私の子育てしていたころと全く異なって情報量がかなりあることに驚きました。

 

そして、私が長年抱いていた疑問にマッチするような本を見つけました。お借りしたのは梅永雄二氏著『発達障害の子のライフスキル、トレーニング』(講談社)です。5年も前の2015年に出版されておりました。まさに私が実行しなければいけないと長い間求めていたのはライフスキルレーニングでした。

 

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ここに現わされていることは、一つ一つうなずけることばかりで、驚嘆の連続でした。本人を思い浮かべて、問題を整理してできることからやっていくことができるだろうかと思ってしまいました。

 

ただ、親の側の忍耐と緻密な心配りが要求されると思います。私は年寄りとして、何ができるか考えあぐねています。現代の家族の在り方をどう求めたらいいものか迷ってしまいます。ことにひとり親家庭である場合には尚更です。

そして私の中ではっきりしなかった、無理できない、諦めも大事ということへ傾きつつあります。

 

しかし何が必要で何を諦めるかを決めるのは当事者や親であり、わたしはどれだけの支えをするのが本筋か考えてしまっています。